このレシピは秋田にいる旦那のお母さんが麹屋さんから教えてもらった作り方です。
もとが甘い米麹ですとこれから解説する作り方でも十二分に甘くなりますが、
さらに糖化を進めるために炊いたもち米や白米のおかゆを入れることもあります。
甘酒ちゃんねるでは米麹のみで作る甘酒にこだわりたいところですが、
もち米やおかゆを含んだ甘酒もやはり気になります。(美味しかったらどうしよう!……ってね♪( ´▽`))
管理人の気まぐれでいつか挑戦するかもしれませんが、この記事では米麹のみで甘酒を作る方法を解説していきます。
では、さっそく作り方を見てみましょう。
炊飯器で生の米麹を使った甘酒を作ろう!
生麹を炊飯釜に入れる
米麹は研いだりせず、そのまま炊飯釜に入れます。
生麹によってはだまになっている米麹もありますので炊飯釜の中でパラパラチャーハンのようにほぐしましょう。
写真は生糀ですが、菌を落ち着かせた状態で発送しているためか乾燥麹のようにパラパラして扱いやすくなっています。若干ですがしっとりもしています。
画像の米麹の量は500gです。
水をヒタヒタまで入れる
ヒタヒタまで入れるとできあがりが五分粥ほどになります。一般的な甘酒も米粒が五分粥のような感じですかね。
おじいちゃんおばあちゃんや、お子さんでも食べやすい仕上がりになります。
秋田のお母さんが作る甘酒は米粒がはっきりしているので水分量は炊飯器にもよるかもしれません。
わが家の炊飯器で作る場合の水分量は研究中です(^_^;)
米粒がはっきりする方法を発見しましたらこちらの記事でお知らせいたしますm(_ _)m
保温を開始する ※炊飯ではありません!
米麹で作る甘酒は50度〜60度の間の温度を保つことで甘くなります。文字通り保温メニューがこの温度にぴったりなのですが、炊飯ですと熱すぎて甘くならない上に焦げてしまう可能性もあります。うっかりさんは選択するメニューには注意しましょう。
以前に失敗した方はご自宅の炊飯器がどのくらいの温度で保温されるか、温度計で確認してみましょう。
我が家の3.5合炊き炊飯器の保温メニューは65度以上の温度には上がらないようで、発酵から2時間経過した際の温度は64度でした。60度きっかりではなくとも成功はしてるので、ちょっとくらい温度が高くても大丈夫です(笑)
↓ヨーグルトメニューだと20〜40度の低温発酵になるため甘酒作りには使いません。あ、間違っても炊飯しないようにお気をつけください(^_^;)
保温時間は4時間。そのうち、混ぜる時間は2回!
肝心の保温時間は4時間ですが、このうちに混ぜる時間を2回作りましょう。
保温から1時間30分後に1回混ぜて、さらに1時間後にまた混ぜる〜みたいな感じでいつも混ぜています。
混ぜるときはしゃもじでもスプーンでもOKです。
4時間保温したときの甘酒の状態
最初の米麹の状態と比べるとめちゃくちゃおかゆっぽくなりましたね(笑)
米麹のみで作る甘酒はこれでできあがりです。
ここで味見をして、甘ければ当たりの米麹。甘くなければハズレと考えています。
写真の甘酒は残念ながらハズレでした(^◇^;)
米麹を買った時に同封されていた作り方に「もち米またはおかゆを用意してください。発酵時間は8時間〜」といった旨記載があれば、
この作り方では甘くならないことを覚悟しておきましょう (_ _).。o○
作った甘酒が甘くない場合はどうすればいい?
実は、ハズレだった米麹でも甘くなる方法があります。
もしかするとよい菌が死んでしまうかもしれませんが
管理人のように花より団子な人は味重視で楽しみたいですよね(ノ´∀`*)
↓甘くする方法はこちら(成功は100%ではありませんことをご容赦くださいませm(_ _)m)
解説は以上になります。放置、混ぜ、放置、混ぜという感じの流れさえ覚えておけば簡単に作れます♪
この方法は最短でおいしく食べたいせっかちさんによる解説ですので、
成功率を上げたい方は米麹を購入した際に記載されている作り方をご参照くださいm(_ _)m
乾燥麹で甘酒を作りました!
水分量が通常の作り方よりも多くなるみたいですので、お気をつけくださいませ♪( ´▽`)