手作りの甘酒で甘くならなかった甘酒は、甘くならなかった原因として
- おかゆや炊いたご飯、もち米を一緒に使うところ米麹だけで作った
- もとの米麹がそれほど甘くない麹だった
- 発酵しているときの温度が高く、麹菌が死んでしまい甘くならなかった
というものが挙げられます。
すでに麹菌が死んでしまった場合は厳しいですが、もし麹菌がまだ生きている場合は甘くなるチャンスが実はあったりします。
成功率は100%ではなく恐縮ですが……最後の悪あがきとして試してみたいという方向けに2つのチャンスを紹介します!
甘酒を食べるとき、電子レンジで沸騰するまであたためる
できあがった甘酒は保存容器に入れて冷ましてから冷蔵庫で一旦おやすみさせてあげましょう(^-^)
甘酒が冷たくなったら、飲む分だけ加熱しても大丈夫なマグカップなどに取り分け電子レンジでチンをします。
加熱時間の目安は600Wのレンジで1分ほど。
甘酒がふつふつ沸騰してくるのでここで電子レンジをストップです!
冷やし甘酒だと甘酒の素が冷たいままでもいいかもしれませんが、
お湯で割るとなると甘酒の素が冷たいままだとどうしてもぬるくなってしまいますよね。
電子レンジで温めてから飲むとお湯で割っても熱いまま飲むことができますし、加熱することでこっくりとした甘さと奥深さを引き出すことができます。
火入れする
火入れのメリットは、
- 雑菌繁殖を防ぐため
- 麹菌の発酵を止める
- 甘酒の甘さ・コクを引き出す
といったものが挙げられます。
「家族みんなですぐに飲みたい!」という方は電子レンジよりも鍋で火入れしたほうが人数分パパッと作れますし、家族全員が甘党であれば砂糖を少しプラスしてあげるとみんなが飲めるものになります。
火入れの方法は実に簡単で、できたての甘酒の素を鍋に入れて中火で軽くかき混ぜながらふつふつと沸騰したらすぐに火を止めるだけ! 飲むときはお湯で割りましょう。
まとめ
加熱をすることで甘酒の甘みは増しますが、栄養や酵素は壊れてしまうかもしれませんね。
美を追求したい方はもとが甘い米麹を使って、火入れが不要なくらい甘い甘酒を作ったほうがお肌にはいいと思います。
栄養よりも美味しさを大事にしたい管理人は臆せず加熱をしちゃいますが、甘酒で「美味しく、健康に」を目指すなら、やはり米麹選びを大事にしたいものですね。